NZでナース:給料の話
みんなが気になる給料の話です。 ※これはDistrict Health Board (DHB) 、要は公立病院勤務、DHBが管轄するコミュニティーナース等の給料についてであって、プライベートの病院やレストホームなどで働くナースの給料についてではありません※ NZには北島に15、南島に5つのDHBがあります。そこで働くナースの給料はStepに応じて全て同じです。オークランドだろうが最南インバーカーギルだろうが、どこで働こうとDHB管轄の機関で働いてれば同じStepのナースは同じ給料ということです。 Stepは、Registered Nurse/Midwife だとStep 1(New Grad、新卒)から始まってStep 7 まで。Enrolled NurseだとStep 4までとなってます。通常、1年ごとにStepが上がる仕組みです。ちなみに私はプールナースとして働き始めるとき、日本での経験年数を考慮したStepにしてもらいました。 日本では病院や地域によって基本給に差があったり、昇給も一律に同じというわけでもなく人それぞれだったりするので、同じ病院の同期内でボーナスに差が出ることもあります。が、このNZのStepシステムはそれがない。Registered Nurseの場合、7年目まで同じ給料。能力差があっても同じ給料。ものすごく公平すぎやしませんか?と思ったことがあります。 今回なぜ、私がナースの給料について書いたかというと、8月にペイライズがあったからです。昨年、ナースによるストライキがあって、給料が10%以上アップしました(アップ率はStepや職種によって異なる)。 NZナースのストライキ それとは別で、DHBのナース・ミッドワイフの給料は2年に一度、自動的に3%ずつアップします。まあ、物価の上昇などに合わせた賃上げでしょう。 で、実際どれくらいもらってるの?と思うでしょう。実はDHBのナース・ミッドワイフの給料はネット上で見られるのです。「DHB MECA」で検索してPFDを開くとNZのナース・ミッドワイフについて学べます。興味のある方は是非ご覧を! そこからRegistered Nurse/Registered Midwifeの給料部分を抜粋すると この給料、Step 4以下だと悪くはないけれど、他の専門職やI