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バレンタインデーの奇跡

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先日、夫に「過去、元彼女にバレンタインデーに何かあげたことある?」と何気なく質問してみました。特に意味はなくて、ただの興味本位で、です。そしたら夫ったら 「ない。バレンタインデーはアメリカが商業目的で始めた行事だ。イギリスではバレンタインデーは祝わない。いや、ヨーロッパはどこの国でも祝わない。バレンタインデーを祝うのはアメリカナイズされた国だけだ!」 ですって・・・自分の文化にバレンタインはないから祝うつもりはない、とでも言いたかったか。私、夫にバレンタインを期待して聞いたわけじゃないんですけど。夫が何かを準備するだなんて1mmも思ってないんですけど。そこまでムキになる理由がわからないんですけど。 と思っていたところまさかの奇跡が!夫がバレンタインデーに花とチョコレートを買ってきましたよ!だから14日は雨だったのでしょうか。 台所に折れた花が1本落ちてた 実はこの前日、夫がベッドの上で夫手作りの鳥レバーのパテをバゲットにべっとり塗ったのを食べてるので、私が「ベッドの上で食うなって言ってんだろ!」と怒ったら逆ギレされたため、私はしばらく夫を無視していたのでした。それもあってかの花とチョコレートかと勘ぐる私。しかし、花をもらうのはやはり嬉しい。無視するのをやめました。 夫は花とチョコレートをNew World(NZ大手スーパー)で買ったのですが、どういうわけか店員に夫が花を万引きしたと思われ、捕まっていろいろ聞かれたそうです。慣れないことをしたからか。 もらったチョコレート(リンツの丸いやつ)は夫が半分食べてたという。クリックお願いします! 人気ブログランキング

芋の知識

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日本にいた頃、芋全般がそこまで好きでもなかったので自分で買う機会は殆どなく、買ったとしてもせいぜい1年に1回くらい。なので私は日本の芋は男爵、メイクイーン、インカの目覚め(昔流行った時に2、3度買ったことがある)くらいしか知らず、男爵とメイクイーンの違いもよくわかりません。しかし、芋命の夫としばらく一緒に暮らしていると、自分の芋の好みや、この料理にはこの芋!というのが少しずつわかってきました。 わかりやすい芋の種類について書かれた絵を見つけました。 私が行く八百屋でよく見るのが上の絵のFluffy on the insideに分類されているAgriaです。AgriaはFluffyというわりにそこまでホクホクしておらず、ややねっとりが残る感じ。なのでチップスには不向きかと。嫌いじゃないけど、私の好みではありません。 Smooth on the insideのNadineは完全にねっとり系の芋で、こちらもよく見ます。一度買って茹でてサラダにしたけれど、私も夫もねっとり感が好みではありませんでした。それとマッシュポテトを作ったら最悪の食感でした。煮込みには良いのかもしれませんが、万能さに欠けるので二度と買うことはないと思います。 私が一番好きな芋の種類は、Van Rosaという赤い皮の芋です。上の絵には載ってませんが、調べてみるとBetween Smooth and Fluffyに分類されます。Van Rosaはチップスやマッシュポテトにしても食感良し、何より万能なところが嬉しい。なので我が家ではいつもVan Rosaを買います。 NZに来た頃、夫は芋の種類をちゃんと選んで買っていました。私は、どれも同じじゃね?なんて思ってましたが、実際料理してみると全く違うことに気付いたのでした。たかが芋、されど芋。奥深い。 芋命の夫の影響は大きい。クリックお願いします! 人気ブログランキング

「冷え」と「腹痛」の関係を信じない夫

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一昨日くらいからどんよりしたお天気ですが、しばらく夏らしい夏!が続いたクライストチャーチ郊外。とはいっても気温は30℃くらい、でも日差しがギラギラなので暑いし、外にいると一瞬でお肌が日に焼けて黒くなります。 とある暑い日、義両親と弟と一緒にシティの美術館とアートギャラリーに行きました。先に美術館に行きましたが、暑い中を歩いた後だったので、館内は涼しくて快適。のんびり観賞することができました。しかし、次に行ったアートギャラリーは冷房がかなり効いてて、途中から凍えていた私。イギリス人たちは半袖で悠々とアート観賞しているのに。そして、私は身体が冷えすぎたのか、トイレに2、3度駆け込んだのでした。 久々の冷房での腹痛は辛い 夜、夫に今日の出来事として、アートギャラリーは冷房が効きすぎててお腹が痛くなったことを言ったら「は?なんだって?寒くて腹痛?そして下痢?」と。 あれ、私の説明がおかしかった?と思ってもう一度言っても「何言ってんの?頭、大丈夫?」とまで。 もしや身体が冷えるとお腹が痛くなることを知らない?と思い、聞いてみたら「そんなの聞いたことない。」ですってよ!お腹冷やすとお腹が痛くなるって子どもの頃に一度は絶対に言われることじゃないの!? ググってみると「冷えによって自律神経が乱れ、結果、腹痛が起こる」というのが有力らしいですが、ハッキリと解明されているわけではないようです。なので、エビデンスを求める夫に「原因はハッキリしていないけど、東洋医学で冷えは大敵だから、冷えと腹痛(下痢)は何かしら関係あるだろう」と言ってみましたが、夫は「東洋医学はイマイチ信用ならん」みたいなことを言ってました。そして、最終的には「ああ、寒くて下痢するのね」とあしらわれました。むむ。 外国人は日本人よりも筋肉量が多いので、そこまで身体の冷えを経験したことがないのでしょうか。そうなると、もちろん冷えによる腹痛も起こらない。それと、「冷え」は東洋医学独特の考えらしいので、イギリス人が知らないのも無理はないような気もします。 私は何度も経験しているので、絶対に関係していると思うのですがどうなんでしょう。また、他の国の人たちはこれを知っているのかも気になります。ちなみにイギリス夫だけが知らないというわけではなく、 イギリ...

クリスマスがどうでもいい話

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おっと、気づけばブログを10日も放置していました。ここのところ忙しくて〜、と言いたいところですが、相変わらず無職で毎日家にいます。ただ、書く気が起こらなかっただけです。 さて、あと5日でクリスマスです。我が家でも昨日、義母さんと弟と3人でクリスマスツリーを出しました。 プレゼントはほぼフェイクです ここ最近のクライストチャーチ辺りの日の入り時間は21時過ぎです。明るい時間が長いため、ツリーが暗い中でチカチカ光ってきれい!ということは残念ながらありません。しかも21時だともう床に入る準備をしているので、ツリーがあるダイニングには誰もいませんし。1年に一度しか出番がないクリスマスツリーに少しばかり同情します。 イギリス人にとって「クリスマスは命!」なので、義母さんはウキウキしていますが(基本いつもウキウキだが)元々イベントに興味がない私はどうでもよかったります。仮に、夫の親戚一同が家に来てパーティーをするとかだったらまた話は違うかと思いますが、NZにいる親戚は夫の従弟2人のみ。このうちの1人が彼女を連れてクリスマスにやってくるらしいのですが、彼には一度会ったことがあるし、親戚1人だけならいつもとそう変わらないだろうし。なので、特別感も何もわかないというわけです。家族内でプレゼントもあげないので、プレゼント選びに駆け回ることもありませんし。 夫はアンチプレゼント派、そしてクリスマスも家族で過ごすものと思ってはいるけれど特別ウキウキもしていないので、私はそれがとてもありがたいです。もし夫が「クリスマス〜♪」とウキウキしていたら、私は二人の温度差に心苦しくなるでしょう。 そんな冷めた私をよそに、日本の両親からシュトーレンなどヨーロッパのクリスマスケーキ数種が送られてきました。「クリスマスがどうでもいい」と言いながら、シュトーレンは好きなので食べるのですが。そんなもんよ。 日本人はなぜクリスマスにKFCを食べるのか聞かれて説明するのも面倒臭い。クリックお願いします! 人気ブログランキングへ

イギリス銘菓 Refreshers

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夫が急に 「Refreshers食べたい!」 と言い出しました。 リフレッシャーズ?聞いたことないぞ。 夫によると、イギリスの子どもなら誰しもが口にしたことがあるであろうお菓子で、硬いキャンディーバーに酸っぱいつぶつぶが付いているそうです。そして、オーストラリアでもNZでも見たことがないと言っていました。 硬いハイチューみたいなもんかね?と思っていたら、いつの間にか義母さんが夫へのクリスマスプレゼントとしてリフレッシャーズを1箱注文していました(息子に甘い・・)。イギリスで買うと50ペンス?くらいの激安菓子らしいのですが、通販ですと為替と送料のおかげでそこそこお値段してました(息子に甘・・)。 2週間くらい前にそれが届いたのですが、クリスマスまで我慢できない夫は義母さんに頼んで開封していました。 夫大興奮で開封 絶対ノーアーティフィシャルカラーじゃないでしょ どれどれお試し 白い部分が酸っぱいパウダーでレモン風味、周りの黄色い部分はよくわからぬ甘い味、要は砂糖です。食べるとき、本当に硬いので前歯で噛みちぎるのが大変です。そして、口に入れるとハイチューのようにそこそこ柔らかくなりますが、歯の詰め物が取れそうなくらい強力な粘着性ですので注意が必要かと。肝心の味は、想像できる程度のチープなレモン味です。私は酸っぱいものが大好きなので嫌いじゃありませんが、砂糖摂取量を考えると2日に1つで十分かと思います。 夫は一気に一箱食べてしまいそうなので、私が箱ごと隠し、気が向いたときに1日1つあげるようにしています。1つでは物足りないようで、「もっとくれくれ」言ってきますがサラリと流しています。 夫、実はこれの他にWHAM Barというものも頼んでて、義母さんはそれもオーダーしていました(息子に・・)。そちらについてはまた今後。 Refresher以上に甘い義母さん。クリックお願いします! 人気ブログランキングへ

イギリス人に不評スイーツ

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NZでKumaraといえばサツマイモのことです。今がシーズンなのかわかりませんが、いつも行く八百屋でKumaraが安くなってたのでオレンジのを2本買ってみました。夫にどうやって食べるか聞いたら「ローストかマッシュかね」と言うので、そうするつもりで。 買ってから2週間くらいずっと放置していたので、そろそろサツマイモ料理でも作ろうかと思ったのですが、私がサツマイモ自体をあまり食べないのでレシピが浮かびません。ローストやマッシュでもいいけど、他にないか探してみたところ、スイートポテトが簡単ではないですか!ということで作ってみました。 見た目はいつも通りアレですが 卵を表面に塗るのをケチったのでツヤなしです。生地がやや緩かったので、柔らかスイートポテトとなりました。でも、味は普通です。 夫は、私がスイートポテトを作っているときから訝しげに見てて、あまり食べたそうな素ぶりはありませんでした。そして、焼き上がりを食べて確認したら普通のスイートポテトの出来だったので、夫に食べさせたのです。 が! 一口食べて返されたね。ああ、元々サツマイモがあまり好きではないから仕方ないか、と思い、次に義父さんに味見してもらったところ「ああ。。」と微妙な反応。え、義父さん、なんでも食べる人なのに!ならば義母さんに!と最後の望みをかけたところ「私、これ嫌い」とハッキリ言われました。 なぜに? 私もサツマイモを使ったスイーツをそこまで好んで食べませんが、これは普通のスイートポテトの味だと自信を持って言えます。夫に理由を聞いたらサツマイモがあまり好きではないという以外に ・元々甘い芋がさらに甘くてイヤだ ・食感が悪い ・芋とルバーブが混ざったような味が気持ち悪い(義母さんは「りんご入れた?」と。んなことするかい) 少し前にかぼちゃのしっとりケーキを作ったのですが、それは喜んで食べているのになぜ同じようなスイートポテトはダメなのか。全く意味がわからない。夫にそれを言っても「全くの別物だ」と。 義父さんには「何か加えたらいいんじゃない?」と言われたので「チョコレートとか?」と聞いたら「いや、酸味のあるものとか」って。おい。 「これは日本では普通のスイーツだし(私はそこまで好きではないけど)、これに何か加えたり...

義母さんのものすごいケーキ

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最近の義母さんですが、家にいる時間が長いので暇を持て余しています。日中は庭の草むしりやら何やらしているのですが、どうやら料理も楽しみたいようです。これまでは90%くらい私が夕食を作っていましたが、ここ最近は義母さんが週2、3回は夕食を作るようになりました。 そして、義母さんはベーキングも少しばかりするようになりました。以前もごくたまーに私が作らないリンゴや桃のパイ(私は火の通った果物があまり好きではないので作らない)、スライスみたいな物を作ることがありましたが、最近はいろいろなものを作ってみたいようです。 昨日も以前作って冷凍しておいた桃のジャムを解凍してグツグツ煮込んでいました。そして、小麦粉を軽量したりしている。聞くと 「ビクトリアスポンジを作って、それにジャムを塗るの〜」 と。おお、そうか。ビクトリアスポンジとはいわゆるスポンジケーキです。それとジャムならシンプルなので私でも食べられるな。 そして、夕食後に義母さんが出来上がったケーキをサーブしてくれました。 どかんと直径18cm まさかの2枚重ねで高さ10cm ジャムべろん 義母さん、家で食べるものなので見た目は気にしない模様。そう、大事なの味よ、味!ということで、実食。 どてっとな ふわっと柔らかな日本のスポンジケーキとは大違い、驚くほどしっとりどっしりです。卵の味が強いけれど、そこまで甘くもなく不味くはない。例えるならば、超しっとり甘さ控えめカステラか。ジャムが結構すっぱく、全体の甘さが少ない分食べやすいです。 なぜこんなにスポンジがしっとりしているのか聞いたところ、バターと小麦粉は同量、卵4つ、そして牛乳少し(レシピ外)を加えたそう。バターと小麦粉同量てすごいカロリーだな。そして卵4つなら卵味になるのも無理はない。ちなみにBBCのレシピを参考にしたそうです。 夫と義父さんはしっとりどっしりケーキが好きなので、ケーキを堪能していました。ええ、私も大きなピースは食べられないけれど、義母さんにしては甘すぎないケーキを作ったことを感心しながら食べましたよ(料理に関しては上から言わせてもらう)。 夫もそうですが、義母さんもレシピ通りではなく、アレンジしようとしていろいろ足しすぎてそれが裏目に出ることが多々あり...

餃子作りは楽じゃない、イギリス人と白ご飯

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夫が「餃子食べたい!」というので、久しぶりに作ることにしました。 最後に餃子を作ったのは忘れもしない1年以上前、オーストラリアで夫が車の鍵を紛失してタクシーで$150くらいかけて帰ってきた日です。餃子の皮を作るのに時間がかかって疲れたーと思っているときに夫が「鍵が、、」連絡してきたので、がっかり感と疲労感で一気にグッタリしたのです。 さて、今回も餃子の皮から作ったのですが、家にる小麦粉はSelf raising flourとHigh grade flourのみ。前者はベーキングに使うものとわかりますが、後者は強力粉でしょうか。よくわかりません。普通の小麦粉と強力粉はどう使い分けるかもよくわからないので、とりあえずベーキングではないし、と思ってHigh grade flourを使いました。 具は豚ひき肉、庭のキャベツ、マッシュルーム、生姜、にんにく、塩、鶏がらスープの素、醤油、オイスターソース、砂糖、胡椒などです。皮は熱湯を加えた小麦粉をこねて1時間くらい置きます。塩を入れる場合もあるようですが、私は具にしっかり味を付けるので加えません。 具は簡単にできましたが、問題は皮です。おそらくHigh grade flourを使ったせいか、ものすごいコシのある皮となりました。硬すぎるのでの生地を伸ばすにしても無駄に力を要します。厚い餃子の皮はあまり好きではないので、できるだけ薄めに伸ばしたかったのですが、あまりの硬さに断念しました。そして皮を伸ばして具を包むまで1時間半もかかってしまったという。そして疲れた。ジムに行って走った後ということもあり、ものすごく疲れた。今度餃子を作るときはアジアンスーパーで皮買おう、、と思いながら40個の餃子をちまちま独りで包んだのです。 写真を撮る気にもなれないくらい疲れた 焼き上がった餃子は皮が厚めでモチモチしていましたが、具にしっかり味がついていたのでとても美味しくできました。「餃子を食べたことがないかも」というレベルの義両親にもとても好評だったので私も満足満足。タレは酢醤油というのもつまらんかな、と思い、チリ、フィッシュソース、醤油、砂糖、レモンを混ぜたタレを作って出したところ、義父さんがこれが好きなようで、ものすごい勢いで餃子を食べていました。 餃子といえば白ご飯!中華スープも作って餃子...

サッカーに興味がないイギリス人

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昨日は、というよりこちらではもう17日になっていましたが、Euro2016のイングランド−ウェールズの試合でした。 私はサッカーには興味がないので「ふーん」くらいにしか思わないのですが、我が家に一人、熱くなっている人がいました。それは夫!ではなく、義父さんであります。試合のほとんどを観ているようですが、やはり母国の試合はとりわけ気になるのでしょう。 そんな義父さん裏腹に夫はサッカー、というよりスポーツ観戦には興味ゼロで、イングランドの選手が誰なのかすらも知りません。唯一知っているのは植毛のルーニーRooneyくらいです。私と同レベル。なので、義父さんが夜中、NZ時間で1〜3時くらいに行われる試合を観るために夜更かししていることを冷ややかな目で見ていました。「明日、仕事なのになんでサッカーなんか観たいんだ?」と。 とは言いつつも、夫は子どもの頃、弟と義父さんと一緒に地元の大きなサッカーチームの練習を見に行ったり、出待ちのようなこともしていたそうです。それを突っ込んだら、「あれはつまらないことだから話したくないな」と。いやいや、あなた当時は絶対楽しんでたでしょ、と思いつつも話のネタを変えたのですが。 私はテニス以外のスポーツ観戦は興味がありません。仮に夫がスポーツ観戦大好きで、休日はサッカーやラグビーを観に行くから一緒に行こう!と言われたら、、行きたくないです。だったらジムでその分走っていたいくらいです。 わしも興味ないから寝てるよ 相手の趣味を理解することも大事だと思いますが、自分の時間を犠牲にしてまで理解する必要はないと思っています。お互い大人なんだから個々で楽しみましょう。そう考える私にとって、夫がサッカーに興味がないことは非常にありがたいことであります。 ラグビーも興味ないけど、ハカはすごいな!クリックお願いします! 人気ブログランキングへ

夫作 Toad in the hole

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昼間から夫が何やらオーブン料理をしているのですが、家の中がなんか煙たいし、肉っぽい匂いが篭ってて私としてはやや不快であります。換気扇が故障中なので窓を開ければいいものを、夫は「寒い!」と言って開けようとしないので、私はさらに不快であります。 しばらく経って、そのオーブン料理が出来上がったようなので見てみると な、なんだか、、 てっきり夫の創作料理かと思いきや、Toad in the hole というイギリス料理だそうです。ヨークシャープディングの中にソーセージを埋めてオーブンで焼き、グレービーソースをつけて食べるそうです。失礼ながら私には「ヨークシャープディングとソーセージ食べたいなー、別々に焼くの面倒だから一緒に焼いちゃおうかな!」くらいのノリで出来た料理としか思えないです。 ソーセージ大好き、ヨークシャープディングも好き、そして何にでもグレービーソースをかけたがる夫にとっては最高のコンビネーションの食べ物なのでしょう、18cmの容器に作ったこれを一人で一気に全部平らげていました。私は、次回夫が作ったときに味見を!しなくてもいいかな。 でっかいバナー作成!クリックお願いします! 人気ブログランキングへ

イギリス人の胃袋を掴むには

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芋、肉、チーズ − この3つがあれば間違いなくイギリス人の胃袋を掴める。 オーストラリアにいた頃から夫の食の好みの傾向を見て薄々感じてはいましたが、この3ヶ月の同居生活でそれは確信となりました。そして、それらに少しの野菜が加われば完全にイケてる食事となります。 芋はいうまでもなく彼らの主食です。我が家では芋をマッシュドポテト、チップス、ローストポテトにすることが多く、週に5日は芋を食べていると思います。10kgの芋を買ってきても2週間もちません。私は日本で芋をあまり食べませんでした。なので、今の私の芋摂取量は日本にいたときのそれと比べて10倍はあるでしょう。 イギリス料理といえばフィッシュアンドチップス、しかしイギリス人はそれ以上にお肉が大好きだと思います。脂身や皮は基本的に食べませんので、あくまで赤身のお肉限定です。チキン、ビーフ、ポーク、ラム、肉の種類はなんでもOK、しかし小さめのお肉より大きめどっしり!が好まれるように思います。例:ステーキ、ローストなど。そして内臓系はあまり好まれないようです。 最後にチーズ。イギリスはチーズが有名というわけでもないのに大好物のようです。料理にチーズが入っているだけで人気度は上がります。そして量は多めに。熱々のとろっとしたチーズに皆のテンションが上がります。 それと、ソースも大事です。さらっとしたソースはダメです、あくまでドロッと重めの濃厚ソースが断然お好みです。野菜炒めを作っても、少しのとろみがあるとそれだけで人気度が上がります。お米や麺によく絡まって食べやすいそうです。 大量のチーズ入りキッシュは瞬く間になくなった 以上が我が家の食の傾向からの考察であります。もちろん人それぞれの好みもあるのでこれが完全にどのイギリス人にも当てはまるとは思いませんが、この3つが揃えば高確率でイギリス人の胃袋を掴めるのではないかと思います。夫もそう言っておりますし。 この3つの要素が入ったおすすめ簡単料理はシェパーズパイです。ラム肉じゃなくてもビーフでもできますし、そして何よりも失敗しにくい料理だと思います。それにサラダなんて付けたら健康に気を遣っているアピールができて良いのではないでしょうか。夫とよくわからない関係だった頃、私はそれで自分の株を上げました。 クリックお願いします! 人気ブロ...

加熱しすぎなイギリス人

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1ヶ月に1回くらいですが、義父さんが思いたったかのように夕食を作ることがあります。凝ったものは作れないので、ラムやポークのロースト、シチューなどを塩、胡椒、ハーブで味付けするだけのシンプルな料理です。私はソースたっぷりの料理よりもこのようなシンプルな味付けの料理のほうが胃に優しく食べやすので好きです。 それと一緒に野菜を付け合せとして出してくれるのですが、だいたいがほうれん草、豆などを蒸すか茹でるかしたものです。これもまた塩、胡椒のみの味付けの非常に優しいお味でいいのですが、問題が1つあります。それは何かというと、どれもこれも火を通しすぎなことです! ほうれん草は食感もないくらグデグデです。茹でているならまだしも、蒸しているのでエグミが残っています。豆は適当な大きさに切って少なくとも10分は茹でているので、食感も色も悪いです。食材を生かしてきれていない、むしろ台無しにしている、、これが初めてそれらを食べたときに思った正直な感想です。誰にも言ってませんが。 夫の料理も最初の頃はなんでも調理しすぎでした。野菜炒めなんて野菜の食感も美味しさの1つだと思うのですが、夫が作ると弱火で長時間炒めすぎ、さらに水分多すぎでソースの中で茹でたただのクタクタの野菜でした。お肉を焼くにしても弱火で時間をかけて焼くものだから、パサパサで硬いことが多かったです。私が何度も食材に合わせて強火と弱火を使い分け、適当な時間で調理することを言っても夫の機嫌が悪くなるのみでした。しかし、私に影響されてMy Kitchen RulesやMasterchefを見るようになって料理を学んだのか、最近は加熱しすぎることはほぼなくなりましたが。 加熱しすぎでも美味しいと感じるのなら仕方ない 義父さんだけがそうなのかと思いきや、義母さんが極たまに作る料理も加熱しすぎです。野菜や肉だけでなく、パスタや米までも。なので、きっと多くのイギリス人がなんでも加熱しすぎる傾向にあるのではないでしょうか。夫には言えても、義両親には「茹ですぎ、蒸しすぎ、焼きすぎだから!」とは言えないので、日本人の嫁は出されたものは黙って食べますがね。 まずいので有名なイギリス料理。もちろん美味しいものもあると思いますが、このように加熱しすぎで素材を生かしきれていなかったら、そう言われる...

イギリス人のラザニア信奉

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イギリス人と結婚されているブロガーさんたちの記事をたまに読むのですが、そこでよく出てくるのが 「客が来るときはラザニア」 です。ラザニアは私にとって好きでも嫌いでもない、出されたら食べるくらいのレベルの料理です。自分で作ったこともないし、外食時にわざわざ食べたりもしないので、過去にラザニアを食べたのは数える程度だと思います。ですが、NZに引っ越してきて同居を始めてからそれを食べる回数は格段に増えた気がします。 我が家のイングランド出身、100%ピュアなイギリス人である義母さんは紛れもなくこのラザニア信奉者です。お客が来るときは必ずラザニアを作っています。義母さんは自分のラザニアレシピを持っていないので毎回レシピを探して作っていますが、味はいつもほぼ同じです。でも、義母さんなりに味の変化はあるようで、「今回はイタリアンレシピを見て作ったの。いつもより美味しくできたわ〜!」と喜んだりしています。 お客が来るたびに出されるラザニア。もちろん私と夫も同席するのでそれを食べることになります。でも、毎回ラザニアってのもねぇ、、と思い、夫に「なぜお客が来るときはいつもラザニアなの?」と聞いたら「簡単に作れるからじゃない?」と。確かに、ひき肉を炒めてトマトと煮る、それに茹でたラザニアを敷いてチーズをのせてオーブンに突っ込むだけの簡単料理。しかも肉、パスタ、チーズの組合せはボリュームが出るので客人の腹を簡単に満たせられる。 ああ、なんて合理的な料理! 猫にラザニアをあげたら食べなかった それだけがイギリス人がラザニアを愛する理由だとは思いませんが、「簡単にできる」というのは1つの重要なポイントだと思います。お客が来るとなると、料理だけでなく掃除やら何やらしないといけないし。 先ほど、義母さんが「今夜はボロネーゼでいい?冷蔵庫にひき肉があるし、ワインの残りもあるし。」と言ってきました。ボロネーゼ?引っ越してきてから5回は食べているぞ?よくよく考えればボロネーゼもラザニアのパスタの種類を変えただけの料理・・・!料理苦手な義母さんが作る理由はやっぱり簡単だからかも! クリックお願いします! 人気ブログランキングへ