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NZナースのストライキに思うこと

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NZナースのユニオンとDHB間の取り決め MECA (Multiple Employer Collective Agreement)  の交渉が決裂したため、本日6月9日の11時から19時 (戦略的な時間帯!)までDHBで働くナースがストライキを決行します。 詳しくはこちら NZNO DHB members vote to strike!  Public sector pay freeze: Nurses warming to strike action plan - union  DHBs reduce services as nurses strike today over pay and conditions 今日、モーニングシフトがある場合、定時の6時45分から勤務開始、そして11時に病棟を出る。アフターヌーンだと19時に出勤して(定時は14時半)定時の23時まで働くとのこと。モーニングシフトの場合、11時までに記録も終わらせなければならないので忙しくなりそうです。 ストライキ中の11~19時は何人かのナース(ユニオンメンバーじゃない人、働いてもいいよというメンバー等)が残って、最低限のこと(与薬、バイタルチェック等)のみ実施。トイレ介助とかはしないそう。 私は運よく?オフだったので出勤しません。災害などが起こったときのオンコールスタッフを頼まれたので了承したけど、人手が足りているということで結局それもなし。普通のオフです。 私はこのストライキには賛成も反対もしません。 政府はCOVID対策で大金を使ってしまってお金がない、なので賃上げができないのもわかる。でも、今回の交渉内容はDHBのナースへのリスペクトが感じられないからナースが怒るのもわかるし、私も満足できない。それと、Skill Mixが均等でないのが目立つので改善してもらいたい。と、DHBに対して思うことがあるから賛成寄りかなと思ったことはある。 ナースの仕事とは、患者の療養上の世話、回復を手伝うことです。ストライキ中に与薬とバイタルを取るとはいえど、具合悪い患者を置いて病棟を去るのは心が痛む。仕事への無責任さを感じる。なのでストライキを反対したい気持ちもある。 ※別にかっこつけて「ナースは私の天職!患者の命を守りたい!」とバリバリの使命感に燃えているからこう思うわけではなく、毎日具合の悪い・回復途