餃子作りは楽じゃない、イギリス人と白ご飯

夫が「餃子食べたい!」というので、久しぶりに作ることにしました。

最後に餃子を作ったのは忘れもしない1年以上前、オーストラリアで夫が車の鍵を紛失してタクシーで$150くらいかけて帰ってきた日です。餃子の皮を作るのに時間がかかって疲れたーと思っているときに夫が「鍵が、、」連絡してきたので、がっかり感と疲労感で一気にグッタリしたのです。

さて、今回も餃子の皮から作ったのですが、家にる小麦粉はSelf raising flourとHigh grade flourのみ。前者はベーキングに使うものとわかりますが、後者は強力粉でしょうか。よくわかりません。普通の小麦粉と強力粉はどう使い分けるかもよくわからないので、とりあえずベーキングではないし、と思ってHigh grade flourを使いました。

具は豚ひき肉、庭のキャベツ、マッシュルーム、生姜、にんにく、塩、鶏がらスープの素、醤油、オイスターソース、砂糖、胡椒などです。皮は熱湯を加えた小麦粉をこねて1時間くらい置きます。塩を入れる場合もあるようですが、私は具にしっかり味を付けるので加えません。

具は簡単にできましたが、問題は皮です。おそらくHigh grade flourを使ったせいか、ものすごいコシのある皮となりました。硬すぎるのでの生地を伸ばすにしても無駄に力を要します。厚い餃子の皮はあまり好きではないので、できるだけ薄めに伸ばしたかったのですが、あまりの硬さに断念しました。そして皮を伸ばして具を包むまで1時間半もかかってしまったという。そして疲れた。ジムに行って走った後ということもあり、ものすごく疲れた。今度餃子を作るときはアジアンスーパーで皮買おう、、と思いながら40個の餃子をちまちま独りで包んだのです。

写真を撮る気にもなれないくらい疲れた

焼き上がった餃子は皮が厚めでモチモチしていましたが、具にしっかり味がついていたのでとても美味しくできました。「餃子を食べたことがないかも」というレベルの義両親にもとても好評だったので私も満足満足。タレは酢醤油というのもつまらんかな、と思い、チリ、フィッシュソース、醤油、砂糖、レモンを混ぜたタレを作って出したところ、義父さんがこれが好きなようで、ものすごい勢いで餃子を食べていました。

餃子といえば白ご飯!中華スープも作って餃子の王将の餃子定食風にしよう!と意気込んでいたのですが、我が家のイギリス人たちにそれでは物足りないようで、結局、炒飯も作りました。餃子と炒飯てパンチありすぎよ。白ご飯と餃子の組み合わせ最高なのに。白ご飯が餃子を引き立てるのに。

私は餃子のように味がしっかりしている、もしくはボリュームのあるおかずがあれば白ご飯をどんぶりでもいけるのですが、我が家のイギリス人たちはそれが難しいようです。カレーみたいに「白ご飯にかけて食べる」ものであればよいのですが、「汁気のないおかず+白ご飯」の組み合わせがそもそも苦手なような気がします。汁気のないおかずと白ご飯では白ご飯の味が淡白なのと、モソモソして食べにくいのかもしれません。野菜炒めを作っても、その汁を白ご飯にかけてますし。私の野菜炒めは汁が少ないので、毎回3人で取り合いのようになっています。おそらく、日本の一汁三菜なんて汁が少なすぎて食べるのに苦労することでしょう。イギリス人はソース命、どんな食事にもソース、汁気は必須なようです。

でも、スープを出すとメインの前に全部飲み干しちゃうよね。クリックお願いします!

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