イギリス人の胃袋を掴むには

芋、肉、チーズ − この3つがあれば間違いなくイギリス人の胃袋を掴める。

オーストラリアにいた頃から夫の食の好みの傾向を見て薄々感じてはいましたが、この3ヶ月の同居生活でそれは確信となりました。そして、それらに少しの野菜が加われば完全にイケてる食事となります。

芋はいうまでもなく彼らの主食です。我が家では芋をマッシュドポテト、チップス、ローストポテトにすることが多く、週に5日は芋を食べていると思います。10kgの芋を買ってきても2週間もちません。私は日本で芋をあまり食べませんでした。なので、今の私の芋摂取量は日本にいたときのそれと比べて10倍はあるでしょう。

イギリス料理といえばフィッシュアンドチップス、しかしイギリス人はそれ以上にお肉が大好きだと思います。脂身や皮は基本的に食べませんので、あくまで赤身のお肉限定です。チキン、ビーフ、ポーク、ラム、肉の種類はなんでもOK、しかし小さめのお肉より大きめどっしり!が好まれるように思います。例:ステーキ、ローストなど。そして内臓系はあまり好まれないようです。

最後にチーズ。イギリスはチーズが有名というわけでもないのに大好物のようです。料理にチーズが入っているだけで人気度は上がります。そして量は多めに。熱々のとろっとしたチーズに皆のテンションが上がります。

それと、ソースも大事です。さらっとしたソースはダメです、あくまでドロッと重めの濃厚ソースが断然お好みです。野菜炒めを作っても、少しのとろみがあるとそれだけで人気度が上がります。お米や麺によく絡まって食べやすいそうです。

大量のチーズ入りキッシュは瞬く間になくなった

以上が我が家の食の傾向からの考察であります。もちろん人それぞれの好みもあるのでこれが完全にどのイギリス人にも当てはまるとは思いませんが、この3つが揃えば高確率でイギリス人の胃袋を掴めるのではないかと思います。夫もそう言っておりますし。

この3つの要素が入ったおすすめ簡単料理はシェパーズパイです。ラム肉じゃなくてもビーフでもできますし、そして何よりも失敗しにくい料理だと思います。それにサラダなんて付けたら健康に気を遣っているアピールができて良いのではないでしょうか。夫とよくわからない関係だった頃、私はそれで自分の株を上げました。

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