「子どもいる?」
世界共通の質問
「子どもいる?」
日本では人の関心は国際結婚に向けられるのか、夫について聞かれることのほうが多かったのですが、NZでは「子どもいる?」の質問、とてもよく聞かれます。
同僚に聞かれて「いない」と答えると、それ以上突っ込まれることはほぼありません。
患者に質問されても同様に答えますが、そこから突っ込んでくる人が結構いるのです。特におばさま・おばあさま方。
「Kiwi ベイビーを早く産みなさい!」(夫はKiwiではないので、産まれてもKiwiベイビーではない)
「アジアと欧米の血が混ざるとかわいいわよ!」(万国共通の意識だな)
「早く産むと後が楽よ!」(早いと言える年齢はとうに超えた)
「うちの息子(娘)夫婦は子どもがいなくて~(苦労、寂しい、悲しい話)」(はあ、そうですか)
・・・とにかくいろいろ言われるので、私はいつも
「夫も私もNZで働いて間もないし、今は2人ともキャリアを積んでる途中。それに家も買いたいからまだかな。」
と、実際そのつもりはなくても、当たり障りのない、しかも相手がちょっと納得しそうな返しをするわけです。それでとりあえずその会話を終了させ、次の会話に流れて~がパターンとなってます。
子の有無について聞かれることは別に構いません。私も聞くことあるし。
ただ、「いない」という返答に対して「そうなんだ」で終わらず、そこから上記のように子を産むように勧めてくる心理が理解できないのです。
単なる話のネタか興味本位なだけで、悪気がないのはわかってます。でも、「子どもがいないなら、産んだほうがいいよ」というのは我々のライフスタイルや予定は眼中になく、本当に何も考えもせずに言ってるんだろうなあと。もし私が子を産めない身体だとか、不妊治療で苦しんでいる最中だったらどうするの。取り方や状況によっては、私の心はぶった切られてるかもしれませんよ。いずれにせよ、言われるたびに「この人なあ」と思うのです。
聞くのは構いませんが、ある程度の節度を持ち合わせるようお願い致します。私も気を付けますので。
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単なる話のネタか興味本位なだけで、悪気がないのはわかってます。でも、「子どもがいないなら、産んだほうがいいよ」というのは我々のライフスタイルや予定は眼中になく、本当に何も考えもせずに言ってるんだろうなあと。もし私が子を産めない身体だとか、不妊治療で苦しんでいる最中だったらどうするの。取り方や状況によっては、私の心はぶった切られてるかもしれませんよ。いずれにせよ、言われるたびに「この人なあ」と思うのです。
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