言語に注意

先日、病院内で私のすぐ後ろをホスピタルエイド(看護助手)3人が歩いていました。おばさん1人、20代くらいの女の子2人です。

おばさんエイドが何かを話してたのですが、私も盗み聞きしていたわけではないから話の内容全てを理解はできなかったけど、どうやらおばさんの旦那さんがどこかで何かについて文句を言ったようです。おばさんは結構エキサイトしながら話してて、若いエイドの子が

「それって大丈夫なの?」

みたいなことを言ったら、おばさんは

「周りは日本人だけで、みんな英語わからないから大丈夫~!あはは~!」

と言ったら、若い子たちもあはは~!と笑ったのでした。

私は後ろを振り向いて

「ハーイ!私、日本人でーす!」

と言おうと思ったけど、今後彼女らに院内で会ったら気まずいなと思ってそのまま速足で病棟に向かったのでした。

病院にはいろいろな国出身者がいるのに、堂々とそういうことを話しちゃうのは如何なものか。おばさんの知性を疑う。

でも、これってどこででも起こりうることだと思います。

日本にいたら、どうせ外国人は日本語がわからないだろうと思って外国人の文句を日本語で言う人がいる。その逆で、日本人は日本語以外わからないだろうから自分の言語で何言っても大丈夫だろうと思っている人もいる。

どちらにしろ、公共の場でそのような態度でいるのはよろしくないです。

そして、ここNZには日本語を話せる人がそこそこいます。

勤務中、Kiwiの患者の家族から突然

「母がお世話になってます」

と頭を下げられたり(ビビって「ええ?」と言ってしまった)、中国人患者の家族がいきなり流ちょうな日本語で話しかけてきたこともあるし。病院以外でも日本語ペラペラ~、もしくはある程度理解できるという人たちに会ったことがあります。

なので、NZでは日本語で何言っても大丈夫~なんて考えはやめましょう。公共の場では誰が聞いているかわかりませんよ。

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