NZカジュアルプールナースの利点、欠点
CDHBの病院でカジュアルのプールナースとして働いて約1年になります。
振り返ってみると、慣れるまで本当に大変&辛かったりもしましたが、それを乗り越え、現在もシフトをもらって働くことができています。
ある程度の時間をカジュアルプールナースとして働いてみると、この働き方についていろいろ見えてきたので、今回は利点と欠点を挙げてみようと思います。
まずは利点から。
いろんな病棟、科で働ける
これは一番の利点かと。特に自分の専門や好みがない、もしくはまだ決まっていないのならば、多くの科を経験して自分の適性を見つけることができると思います。
急な予定に対応できる
仮に事前にシフトが決まってたりすると、急に医者の予約だとか(シックリーブを使えばいいが)、明日どうしても行きたいパーティーがあるとなったとき(これもシックリーブを使えば・・・)にその都度、後ろめたさなしに対応できます。
給料がちょっと良い
カジュアルですと、有給がない代わりに時給の8%が給料に加算されます。なので、病棟ナースと同じ時間働いたとしても、少しだけ給料が高くなります。
病棟のゴシップに振り回されない
基本、その日限りの仕事なので(連日同じ病棟に行くこともあるが)スタッフのゴシップは耳にするけど、それ以上関わることはありません。人間関係のしがらみが少ないです。
知り合いが増える
いろいろな病棟に行くのでナースやホスピタルエイド(看護助手)と顔見知りになったり、プールナース同士で話すことも多いです。
そして欠点。
病棟ごとのやり方に戸惑う
記録の仕方、物の場所、申し送りの仕方、休憩時間、薬など病棟によって違うことが多いです。A病棟ではああしてたから、B病棟でも同じことしたら「何これ?」と言われることがあります。正直、とても面倒くさいです。薬は科ごとで結構違うので、知らない薬に当たったら与薬の前にいちいち調べなければなりません(パソコンでさくっとできるけど)。
予定を立てづらい
急な予定に対応しやすいけれど、シフトがいつ入るかわからないので先の予定が立てにくいです。明日、美容院に行きたいけどシフトが入るかわからないから困る、とか。シフトの連絡が来ても断ればいいだけの話だけど、その分給料が減ることを考えると躊躇する。
給料が安定しない
カジュアルなので、働いた分だけの給料をもらいます。なので、2週間ばかり日本に行ってきまーす!なんてことをしたら、その間の収入はゼロ。または、病院が暇なときはシフトが入らないので、給料が減って悲しくなります。特にクリスマス前後は病院も暇なようでシフトがほぼ入りませんでした。
技術を習得しにくい
例えば、PICCラインを扱えるようになりたいけど、常に同じ病棟で働いているわけではないので、いつPICCラインを持つ患者を受け持つかわかりません。なので、私は未だにPICCラインのCertificateが取れてません。呼吸器とかも、使い方をせっかく教わっても次にいつ扱うかわからないので、完全習得にまで時間がかかります。
ミーティングで話すのがたまに辛い
医者だけでなく、いろんな職種が集まって患者の経過や今後について話すミーティングがあります(朝に軽く済ませるものと、午後から時間をかけて行う場合の2種類)。プールだと患者の経過を継続してみているわけではないので、詳細を突っ込まれると非常に困ります。そのときは「I don't know」と言っちゃいますが。
(いつもじゃないけど)プールだからって大変な患者ばかりを持たされる
朝、病棟に行って受持ち患者をもらって勤務してみると、この割り振りは不公平じゃない??ってことが、ごくたまーにあります。割り振った人も、患者をよく知らずに部屋の並びとかで受持ちを決めてしまったのかもしれませんが。受持ちを交換してくれないかな、、と思っても、悲しいことにそれはなかなかしてくれません。一度、とある病棟マネージャーに「プールナースに重い患者を割り振る人がいるよね?」と言われたこともある。
こうやって書き出すと、なんだか欠点のほうが多い!けれど、これはあくまでカジュアルのプールナースの私の視点です。パーマネントのプールナースだと給料は安定しているし、シフトも予めわかるので多少異なります。
私はNZでCAPや教育を受けず、そして就労経験もないままプールナースとして働き始めてしまいましたが、これは正直失敗だったと思います。なぜって、わからないことが多すぎて本当に辛いから!なので、NZで働くのが初めてという人には病棟勤務からのスタートをおススメします。
振り返ってみると、慣れるまで本当に大変&辛かったりもしましたが、それを乗り越え、現在もシフトをもらって働くことができています。
ある程度の時間をカジュアルプールナースとして働いてみると、この働き方についていろいろ見えてきたので、今回は利点と欠点を挙げてみようと思います。
まずは利点から。
いろんな病棟、科で働ける
これは一番の利点かと。特に自分の専門や好みがない、もしくはまだ決まっていないのならば、多くの科を経験して自分の適性を見つけることができると思います。
急な予定に対応できる
仮に事前にシフトが決まってたりすると、急に医者の予約だとか(シックリーブを使えばいいが)、明日どうしても行きたいパーティーがあるとなったとき(これもシックリーブを使えば・・・)にその都度、後ろめたさなしに対応できます。
給料がちょっと良い
カジュアルですと、有給がない代わりに時給の8%が給料に加算されます。なので、病棟ナースと同じ時間働いたとしても、少しだけ給料が高くなります。
病棟のゴシップに振り回されない
基本、その日限りの仕事なので(連日同じ病棟に行くこともあるが)スタッフのゴシップは耳にするけど、それ以上関わることはありません。人間関係のしがらみが少ないです。
知り合いが増える
いろいろな病棟に行くのでナースやホスピタルエイド(看護助手)と顔見知りになったり、プールナース同士で話すことも多いです。
そして欠点。
病棟ごとのやり方に戸惑う
記録の仕方、物の場所、申し送りの仕方、休憩時間、薬など病棟によって違うことが多いです。A病棟ではああしてたから、B病棟でも同じことしたら「何これ?」と言われることがあります。正直、とても面倒くさいです。薬は科ごとで結構違うので、知らない薬に当たったら与薬の前にいちいち調べなければなりません(パソコンでさくっとできるけど)。
予定を立てづらい
急な予定に対応しやすいけれど、シフトがいつ入るかわからないので先の予定が立てにくいです。明日、美容院に行きたいけどシフトが入るかわからないから困る、とか。シフトの連絡が来ても断ればいいだけの話だけど、その分給料が減ることを考えると躊躇する。
給料が安定しない
カジュアルなので、働いた分だけの給料をもらいます。なので、2週間ばかり日本に行ってきまーす!なんてことをしたら、その間の収入はゼロ。または、病院が暇なときはシフトが入らないので、給料が減って悲しくなります。特にクリスマス前後は病院も暇なようでシフトがほぼ入りませんでした。
技術を習得しにくい
例えば、PICCラインを扱えるようになりたいけど、常に同じ病棟で働いているわけではないので、いつPICCラインを持つ患者を受け持つかわかりません。なので、私は未だにPICCラインのCertificateが取れてません。呼吸器とかも、使い方をせっかく教わっても次にいつ扱うかわからないので、完全習得にまで時間がかかります。
ミーティングで話すのがたまに辛い
医者だけでなく、いろんな職種が集まって患者の経過や今後について話すミーティングがあります(朝に軽く済ませるものと、午後から時間をかけて行う場合の2種類)。プールだと患者の経過を継続してみているわけではないので、詳細を突っ込まれると非常に困ります。そのときは「I don't know」と言っちゃいますが。
(いつもじゃないけど)プールだからって大変な患者ばかりを持たされる
朝、病棟に行って受持ち患者をもらって勤務してみると、この割り振りは不公平じゃない??ってことが、ごくたまーにあります。割り振った人も、患者をよく知らずに部屋の並びとかで受持ちを決めてしまったのかもしれませんが。受持ちを交換してくれないかな、、と思っても、悲しいことにそれはなかなかしてくれません。一度、とある病棟マネージャーに「プールナースに重い患者を割り振る人がいるよね?」と言われたこともある。
こうやって書き出すと、なんだか欠点のほうが多い!けれど、これはあくまでカジュアルのプールナースの私の視点です。パーマネントのプールナースだと給料は安定しているし、シフトも予めわかるので多少異なります。
私はNZでCAPや教育を受けず、そして就労経験もないままプールナースとして働き始めてしまいましたが、これは正直失敗だったと思います。なぜって、わからないことが多すぎて本当に辛いから!なので、NZで働くのが初めてという人には病棟勤務からのスタートをおススメします。
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