NZでナース:患者にされてイヤだったこと

CDHBの病院で働き始めて1年ちょっとですが「これは本当にイヤだな」と思う出来事がいくつかありました。

一番イヤだったのは、患者からのあからさまな人種差別!

以前にも人種差別じゃ?てことはありましたが(ほがらかに人種差別)、このときは確実に悪意を感じたし、その患者は一緒にいたインド系フィジー人のスタッフにも悪態をついてました。

オーストラリアでも悪意のある嫌がらせを受けて心が折れたことがありますが、今回はインド人スタッフが一緒にいたので、そこまで凹むこともなく終えることができました。

その後、私がしたことはその日のインチャージナース(リーダー)に報告です。すると、インチャージのナースは次の日から私がその患者を受け持たないように配慮してくれて、申し送り時にも出来事を皆に伝えました。そして、私も記録に残しました。


次に、患者からのセクハラ。

私が何かを説明しながら男性患者の血圧を測ろうとしたら、患者がいきなり私の頬を触ってきた!これは本当に気持ち悪かったけど、私は平静を装って無言でその手を払いのけました。でも、これがよくなかったのかもしれない。

次の日だったか、この患者に処置をしてて私の両手がふさがっているとき、患者は私の頭を撫で始めた!すぐに処置が終わったのでその場をさっと離れたけど、これも気持ち悪かった。。ここで思ったのが、不快なことをされたらピシャリと言うべきですね。頬を触られたときに何も言わなかったので、なめられたのかもしれないです。もちろんこの後、マネージャーなどに報告しました。

その後、この患者を受け持つことはありませんでしたが、患者を病棟内で見るたび正直気持ち悪かったです。


そして、認知症患者からの罵倒。

これは仕方ないと思います。認知症患者の場合、スイッチが入ると抑えきれないので。普段は穏やかでおもしろいおじいちゃん患者でしたが、あるスポーツの元NZ代表というだけあって、体格がいいし、声もやたらデカいので怒鳴られたときは正直怖かったです。私は「That's enough」と言って病室を去りました。


以上、私の記憶に残る患者にされたイヤなこと3つでした。

Kiwiナースたちを見てると、患者にイヤなことをされたら言い返したり、厳しく的確に対応しているんですよね。私は笑って済ませることはしないけど、患者に言っていいのか?という迷いや、英語の問題もあって上手く対処できません。日本でだったら言えるだろうけど、NZではまだ度胸もない。もっと強いナースになれるよう頑張ります。


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