NZの病院の病棟ナースについて

「NZの病院の病棟ナース」と簡単に言うけど、実は種類・所属など結構なバラエティがあります。


ナースの種類は

・RN Registered Nurse、いわゆる正看護師
・EN  Enrolled Nurse、いわゆる准看護師

それと Charge Nurse Manager (CNM いわゆる病棟師長)。

RNは「看護業務を総体的に責任を持つ」ということに対して、ENはNursing Council of New Zealandによると

Enrolled nurses practise under the direction and delegation of a registered nurse or nurse practitioner to deliver nursing care and health education across the life span to health consumers in community, residential or hospital settings.

Enrolled nurses contribute to nursing assessments, care planning, implementation and evaluation of care for health consumers and/or families/whanau. The registered nurse maintains overall responsibility for the plan of care.


日本の准看護師とあまり変わらないです。

一般病棟で感じるRNとENの大きな違いは、ENは点滴静脈注射、中心静脈カテーテル(詳しくはWikipediaへ)を扱えないくらいで、普段の看護業務に大きな違いはありません。

でも、RN全員が静脈注射、中心静脈カテーテルを扱えるかというわけではなく、RNはそれらを実施するためにCertificateの取得が必要になります。経験年数2,3年以上あるRNの多くがCertificateを持っていると思います。



次に所属について。

ナースの所属は

・病棟
・プール  
・エージェンシー  

など。


病棟所属はその病棟で働くナースです。本当に時々ですが病棟で人手が余っているときに他の病棟に助っ人として送られるときがありますが、基本的に自分の病棟で働きます。

プールナースは病棟には所属しておらず、人手が足りない病棟に派遣されるナースです。なので、毎回違う病棟に派遣されます。雇用元は病院。私は以前プールナースでした。

エージェンシーナースは派遣会社所属のナースで、プールナースでも人手不足を賄えないときに派遣されます。エージェンシーナースは病院、高齢者施設などいろいろなところに派遣されるそうです。日本の派遣ナースと同じシステムです。


最近、私が働く病棟でStaffingの問題が起きてるので、ざっとですが病棟で働くナースについて私の知る限りで書きました。問題については次回。


たまには美味しいものを食べなくちゃ


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