中東で働きたい
実はずっと前からチャンスがあれば中東でナースとして働きたいと思ってました。
にほんブログ村
夫に何度かそれを言ったことがあるけれど、夫は中東に行く気なし。1人で行ってもいいんだけど、夫はそれを許さないけどなあ、と思いながらたまーにドバイやサウジアラビアの求人をチェックをしていたのです。
最近、CAPの学生が実習に来ているのですが、ドバイで働いていたというインド出身の学生にドバイでのナースについて聞いてみました。もちろん、私は興味ありあり!というのを最初に伝えてから。で、彼女が一言目に言ったのは「やめといたほうがいい」でした。その理由が
・NZとは比べ物にならないほど忙しい
基本6人持ち。病院によるだろうけど、12時勤務、受付や助手がいないのでナースが何でもかんでもやらないといけない。例えば、保険会社に連絡してレントゲンを撮っていいかの確認、レントゲンや検査への送迎、とにかくナースの仕事が多い。彼女によると「今こうやって座って話してるけど、ドバイじゃありえない!」そうです。
NZでナースの働き方に慣れてしまうと、確かにそれは辛いかもしれない。
・給料は基本的にパスポートで決められる
中東ではインド、フィリピンからのナースが大多数を占めるそうですが、彼らの給料は白人、ヨーロッパや英語圏出身のナースと比べてかなり低いと。そして、病院は白人ナースを欲しがるので、もしNZのパスポートを持ってても元の出身がフィリピンだと給料はフィリピン人として決められるし、ジョブオファー自体が取り消されることもあるそう(フィリピン人ナース談)。
出身国によって給料が違うってのはよくあること。シンガポールもこれに似た感じだし、NZでもフィリピンやインド出身と日本出身とでは就職時の最初のSTEPが違うし(参考にどうぞ NZでナース:給料の話)。ただ、中東では日本人をどう扱うのか気になる。
・差別が多い
インド人の彼女が言うには患者からの人種差別、失礼な態度が多いと。特に他の中東の国から出稼ぎで来ている患者たちから。中東で日本人はどう対応されるんでしょうね。
言語はヒンディー語はそこそこ通じるので特に困らなかったそうです。そして、必要なら通訳を使うので問題ないと。スタッフ間では何語で話すのか聞いてないけど、おそらく英語でしょう。
いいと思ったのは
・16日連勤、12日休日
12日も連休があったらドバイからならどこにでも行けて羨ましい。ドバイからインドは5時間くらいなので、彼女はよくインドに帰っていたそう。
他に、サウジアラビア、カタールなども気になる。サウジアラビアで働いていたKiwiナースを知ってるのですが、彼女も1年ほどでイヤになって帰ってきたそうです。インド人学生には「あなたみたいに自由が好きな人にはサウジアラビアは向いてないよ」と言われたし。オーストラリアにいたとき、自国でナースというサウジガールと話したことがあるのですが、彼女もサウジアラビアのナースは忙しい、オーストラリアのナースが信じられない、と言ってましたね。
東アジア出身のナースはいなくはないけど、ごく少数だそうです。もし中東のローカル病院(日本人クリニックは除く)でナースをしている方がいらっしゃったらご一報ください。お話聞きたいです。
いろいろ話を聞いたけど、挑戦したい気持ちはまだまだあり。
クリックお願いします!
にほんブログ村
コメント
コメントを投稿