外国でお米を美味しく茹でましょう
昨日の続きです。 「米を茹でるだって?」と思いになった方もいらっしゃるでしょう。私も初めてそれを見たときは腰を抜かしそうになりました。しかし、外国ではそれが普通のようです。 昔、オーストラリアでホームステイをしたことがあります。そこのお母さんは料理好きで、日本から来たカタコト英語しか話せない私に毎日美味しいものをこさえてくれました。私は当時も料理が好きだったので彼女が料理しているのをたまに見ていたのですが、ある日お母さんがお米をざざー!っと鍋に入れ、水をじゃじゃー!っと足して火にかけました。まず、この時点で水は計らないのかね?と思います。沸騰してもそのままグラグラ茹で続けているので、こんなに水いっぱいだとお粥になっちゃうよ?と思います。そして、適当な頃に味見をしてお米に火が通っていたら、お米をザルにあけてお湯で洗っていました。米を茹でるだけでも驚きなのに、さらにそれを洗うだなんて正気ですか!?とたまげたのであります。 我が家でも私以外は全員お米を茹でています。夫によると、アジア人がお米を炊くのは知っている。でも、自分はお米は茹でるものだと思ってたし、炊くとなると水加減や火加減がわからないとのことです。たまにお米のパッケージに茹で方と炊き方が書いてありますが、茹で方のほうが先に書いてあるので外国では茹でるのが主流なのでしょう。 さて、肝心のお味はどうでしょうか。お米を茹でた後、お湯でお米の表面のぬめりを洗い流すのでパラパラです。そして炊いたものよりも味が薄くて物足りない気がします。カレーと食べるときはこの茹でご飯でもいいのですが、和食と一緒に食べるとなんかしっくりきません。パラパラなのでお箸では食べられませんし。それと、茹でたお米が少し残って冷蔵庫に入れて保存し、翌日などに温め直すと非常にまずいです。とても表現しにくいのですが、ご飯というよりもでんぷんが固まった食べ物というか。私はそのまま食べるのは嫌なので、常に炒飯にして食べています。 あくまでこれはジャスミンライスに限った話です。茹でた日本や韓国(日本のに味が近い)のお米を食べたことがないのでわかりませんが、おそらくベタベタして美味しくないと思います。 調理法色々、お米も色々 茹でるほうが火加減や焦げを気にしなくていい分簡単なので、ジャスミンライス、ロングライスなどであ