我々の結婚指輪の話

我々は結婚指輪を持っていません。

そもそも結婚を決めてから結婚するまであまり時間がありませんでした。しかも私は学校がありましたし、日本から書類を集めて翻訳したり、夫がしばらくNZに帰っていたこともあり、指輪について話した記憶がありません。そして式の予約をするために役所に出向いた際、指輪について聞かれて「あぁ」と思ったのです。結婚後、落ちつたとき義母さんに指輪について聞かれましたが、夫も私もそこまで欲しいと思わなかったのと、貧乏だったのとで「じゃ、いらないか〜」ということで買う予定もありませんでした。

がしかし。

欧米では婚約指輪と結婚指輪は大事なもののようです。そしてその石(主にダイヤモンドかと)の大きさがステータスの表れのような。私が結婚していることを話すと、98%くらいの確率で「指輪は?」と聞かれます。や、むしろ100%の確率かもしれません。夫が横にいるときは「夫が貧乏で買えなくて〜」と言って皆で笑って済ませますが、夫がいないときは「日本で買おうと思ってて」と言って話を終わらせます。聞かれるたびに「指輪ってそんなに大事か?」と思うのですが、皆聞いてくるということは大事なのでしょう。

しかし、夫は私が常に人に結婚指輪について聞かれることを不憫に思ったのか、いつか指輪を買おうと言い出しました。そして彼なりにリサーチしたようで、「ここのがいい!」とURLを送ってきました。

Jewelry By Johan

サイトを見てみると個性的な指輪が並んでいます。人と同じ物が大嫌いな夫が選ぶだけあるなと感心しました。でも、よく読むとDeer Antler Ringsて。鹿の角かいな。

鹿

なぜここの指輪がいいのか聞いたところ、Podcastか何かを聞いていたときに鹿の角の指輪の話が出てきて興味を持ったそうです。そして、これは絶対に簡単に人とかぶらない結婚指輪だ!と思ったそう。まあ確かにあまり持っている人はいないでしょう。

夫はこの鹿の角の指輪を見つけてウキウキノリノリです。よし、夫がそれがいいと言うのならそれにしようじゃないですか。私は石がある指輪はあまり好きではないのでちょうど良いですし。それと、人の指輪を見て「指輪欲しいかも/必要かも」と思ったりすることはありますが、これといって欲しいデザインやブランドというのもありませんし。あ、嘘です。ここのブランドの指輪が欲しいです。夫にこのサイトを見せたら「えー」とあからさまな反応が返ってきたので、結婚指輪ではないものをいずれ自分で買うことになるでしょう。

とはいっても我々はまだ貧乏。いつ買えるかはわかりませんが、そのうちこの鹿の角の指輪を買いたいと思います。動物愛護精神にやや触れるのが気になりますが。

正直、鹿の角じゃなくてもいいんだけどさ。クリックお願いします!

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