女は大変:生理用品いろいろ

留学やワーホリなど長期で外国に滞在するとなったとき、何が必要で必要でないかいろいろ考えます。その中で、女性が「大量に持っていくべきか、現地で調達するべきか、、」と悩むものの1つに生理用品が浮かぶでしょう。

私がオーストラリアに留学したとき、とりあえず日本で新しいものを1つ買って持ってきました。それが使い終わったら現地調達です。私は現地の物を問題なく使用していますが、日本製のほうが安心するから、という理由で日本から大量に持ってきている友達もいました。日本製は種類が多いので体質に合わせて自分に合った物を選ぶことができるため、そのほうが安心できるというのは本当だと思います。

さて、ここNZやオーストラリアの生理用品事情はどうでしょう。私が思ったのは、生理用品の種類がとても少ないことです。いや、種類というよりブランドが少ないと言ったほうが正しいでしょうか。スーパーでよく見かけるのは

Carefree

Libra

U


です。どのブランドもナプキン、タンポン、ライナーがあります。他にスーパーのオリジナル商品、別ブランドもありますが、メジャーなのはこの3ブランドだと思います。

私個人の感想ですが、一番良いのはUです。他のブランドの「Ultra Thin」ナプキンは正直そこまで薄くないのですが、このUは薄いです。それと、安いナプキンだと使っている途中で中の綿のようなものがよれることがありますが、これはそのようなことがありません。しかし一番高いです。NZだと10枚入りナプキンが5ドルちょっとでしょうか。かといって、このブランドだけが高いというわけではなく、生理用品自体が高いです。10枚入りナプキンですと、だいたい5ドル前後くらいだと思います。NZの物価が高いことを考慮すると、それが適正なのかもしれません。

そこで気になった本日のこのニュース。

http://www.radionz.co.nz/news/national/309591/girls-using-'telephone-books,-rags'-as-sanitary-products

NZ Heraldにも同じような記事が。
http://www.nzherald.co.nz/nz/news/article.cfm?c_id=1&objectid=11682505&ref=NZH_FBpage

要約しますと、NZの一部の女子生徒は生理用品が高いため購入できない。そして生理のときは学校に行かずに家にいて、ナプキンの代わりに新聞、電話帳、ラグなどを使う。そこでSalvation Armyやスーパーマーケットがドネショーンを募った、というニュースです。

まじで新聞紙を使うの!?と思いましたが、本当にそういう人がいるようです。そして毎月生理用品を買うためのコストは5〜15ドル。それを捻出するために食事をしなかったり、友達と遊びに行くのをやめると。

5〜15ドルなんて大したことのないような金額ですが、NZには貧困家庭が多いのでそれを捻出するのすら厳しい家庭もあるでしょう。しかしですよ、私の意見なんですが、そのような家庭は別として、「生理用品を買うために友達と遊びに行くのをやめる」って一体なに。遊ぶことより生理用品購入を優先させてもバチは当たらない、1度行かなかったくらいで友達に総スカンを食らうこともないと思うのですが。そもそも、生理なんてだいたい毎月1回くるものとわかっているのだから、それを見越したお金の管理をしてもよかろうに。ま、個々でいろいろな事情があるでしょうから一概には言えませんが。

そんなことを思った本日のNZニュースでした。

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