靴下に愛を継ぐ

外国に住んでいる方は家の中で何を履いているのでしょうか。日本以外でも家に入るときは靴を脱ぐ習慣がある国もありますし、日本式に土足禁止にしているお宅もあるかと思います。しかし、家の中でも土足OKのお宅もたくさんあるのではないでしょうか。そのような場合、靴のままで過ごすか、もしくは何かに履き替えるのでしょうか。

我が家も土足OKな家です。しかし、家の中でもずっと靴を履きっぱなしというのも疲れるので、私は夏はビーサン、寒くなってくるとスリッパを履きます。本当は日本の家のように裸足で歩きたいところですが、そうすると足の裏がすぐに真っ黒になりますし、そのままベッドに入るのもイヤなので何かしら履くわけです。

我が夫はスリッパを履くのが嫌いです。なので、夏場は裸足、寒くなってくると靴下で過ごしています。もちろん夏は常に足の裏が真っ黒で、そのままベッドに入ろうとするので私が毎晩怒ることを繰り返しています。

ここ最近とても寒いNZです。さすがに体温が高い夫でも靴下1枚では寒いと感じるようで、家の中で登山用の厚手靴下を履くようになりました。しかし、その靴下も

穴というより破れている(両方)

いい加減捨てればいいのに、、と思いますが、これが一番分厚くて好きだからまだまだ履きたいそうです。しかし、こんなボロい靴下を履いていたら足が冷たいに違いない。いや、それよりも絶対にゴミが入って足が汚れるに違いない!それは困る。ベッドが汚れる。ということで、継ぎを当ててみたのです。

貧乏丸出しだよ

フリースを足の裏の形に合わせて切り、周りを縫い付けただけです。目を凝らして見ると「趣味・手芸」とは堂々と言えぬ仕上がりとなりましたが、生地が靴下に付いているので良しとしましょう。そして、両方縫うとこうなる。

涙の貧乏

出来上がりを義母さんに見せたら「あら、いいじゃない!」と失笑しながら褒めてくれました。一応、The Warehouseで厚手の靴下3足セット($10)を夫に買ってはあります。しかし、それらはこの靴下の厚さにはかなわないので、きっと夫はこの継ぎはぎ靴下を愛用し続けることでしょう。

ここ最近ずっと忙しい夫が寒さで体調を崩さないように、と心配する妻からの愛であります。それと足の裏汚れ防止。




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