Kiwi Englishの洗礼を
オーストラリアを去る前、いろいろな人たちから「Kiwi Englishはオージーのとはちょっと違うから」と言われました。オーストラリアとNZはお隣さんだし、そんなに差があるのかいな、と思いましたが、実際住んでみると「ああ、これか」と思うことがたまにあります。
私が考えるKiwi Englishの一番の特徴は [e] の発音がどの英語とも異なるところです。
カタカナで発音を書くのもアレですが、例えば seven は「セヴン」と発音するかと思います。しかし、ここNZでは「シヴン」です。watermelonは「ウォーターミロン」です。このように [e] は「エ」よりも「イ」に近い音で発音されることが多いようです。
私は「seven シヴン」の音が好きです。ジムでパーソナルトレーナーをつけてエクササイズをしている人が結構いるのですが、トレーナーが回数を数えているときに「シヴン」と言っているのを聞くと、ちょっとかわいく思えたりします。夫に「シヴン」と言うように言いましたが、英語発祥の国出身のプライドがあるようで絶対に言いません。私も言いませんが。
先日、コテコテのKiwiであるソーイングクラスのおばちゃん先生がクッションの作り方を説明してくれているときに「ベック」という単語を何度も言うことがありました。ベック?
永遠に年を取らないアメリカ・オルターナティブミュージック界の男 Beck、実は45歳。FUJI ROCK '16 出演!
ソーイングクラス中にまさかのBeck。そんなわけない。そして内容をよく聞いていると「back」のことでした。まさかのバックBack がベックBeck。そんなバカな。backの発音記号は[bæk]。これは世界共通ではないのか!ならば、BeckはここNZではどう発音されるのか。新たな疑問です。まぁ、NZでBeckの話をするのもそうないと思うのでいつ解明されるかはわかりませんが。
Kiwi Englishシリーズ、きっと続編あり。
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