失敗と諦めの先にあるもの、それは成功

母の日用にチョコレートケーキを作ったところ、甘さ控え目すぎるケーキとなりました。

原因はわかってます。義母さんはNZやイギリスの砂糖たっぷりの甘いケーキが嫌いなので日本のレシピを参考にしました。レシピでは普通のチョコレートを使用しているにもかかわらず、さらに甘さ控え目を目指してココア含有量85%のビターチョコレート使用したのです。義母さんへの想いが強すぎた結果、完全に裏目に出たということです。

しかし、使ったビターチョコレートはお高めのリンツチョコレート3枚、合計300g。もう少し甘さがあれば濃厚でしっとりした非常に美味しいケーキです。なので、ケーキを捨てて新しいものを作る気にはなれません。そこで私は考えた、トッピングで誤魔化そう。

ということで、クリームとキャラメルソースを添えることにしました。キャラメルソースはMKRやMasterchefで作る人が多く、簡単にできそうです。しかも材料は砂糖、水、クリームのみ(バターを入れる場合もあり)、家にあるもので作れます。

まず、お水少量に大量の砂糖を入れて火にかけます。グツグツしてきてもさらに煮詰めて、好みの色になったらクリームを入れるだけ。あら、簡単!じゃなかったよ!砂糖と水を煮詰めていくときれいな飴色になるのですが、そこに温めたクリームを加えると分離してキャラメルの香りのする無残な液体、、なぜ。その後いくら煮詰めても蜂蜜のような滑らかな液体にはならないので、諦めて作り直すことにしました。が、またしても同じような水とクリームが分離した液体が完成、、なぜなぜ。

さすがに2度目に失敗したときは義母さんが心配し、自分が30年来使用している料理本を持ってきて、レモンカードやアップルパイの作り方を説明してくれました。お義母様、ありがとうございます!でもわたくし、今はキャラメルソースを作っておりますの!

2度の失敗で使った砂糖は計400g、これ以上無駄にはできない、、よし、別のレシピを見てみよう。そして行き着いたのがこちらです。シェフのレシピだし、失敗ゼロって言ってるし!って、作ってみたら今度は砂糖が結晶化〜。

どうもキャラメルとは相性が悪いようです。手作りキャラメルソースは諦めて、すぐさま閉店近いCount Downに行ってキャラメルを買ってきました。

$3.99の救世主

初めて缶のキャラメルを買いましたが、開けてみると予想と違った質感。不安を感じつつも少しお皿に移して混ぜてみたところ、あっという間にキャラメルソースになるじゃない。最初から買えばよかったかも、と思いましたが何事も挑戦ですし。

そして冷蔵庫で冷やした苦いケーキに砂糖なしのホイップクリーム、キャラメル、砕いたクルミを乗せて食べたところ、あら美味しい!甘いキャラメルがケーキの苦さを緩和。そして濃厚なチョコレートとクリームが混ざって非常に滑らかです。結果、成功ケーキとなりました。夫も「これはMy favoriteだ!」と。甘党でない義父さんはキャラメルなしのほうが好みとのことでしたが、このリッチなケーキを気に入ってくれました。

義母さんだけがまだこのケーキを食べていないので、今夜の夕食後に出したいと思います。義母さんもきっと気に入るはず!




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